にかぽの日記 -36ページ目

再出発

熱が出て身体が痛い。明日は温泉に行くというのに。

RPGゲームがすごく好きだったが、ドラクエⅧはまだ買っていない。多分買わないと思う。ゲームをする時間を無駄だと思うようになったのが原因だ。

大学の頃はクリアするまで、プレイを中継するものは寝食だけだった。授業もバイトも休んでやり続けた。社会人になって継続してプレイできなくなると、続きをやるときに前どこまでやったのかを思い出せないことがしばしば発生した。次に何をやるかもわからない。そんなときは、あんなに好きだったRPGもひどくつまらないものに感じた。人間は目標に向かって行動しないと快楽を得られないように出来ているらしい。強い敵を倒すためならば、レべルアップのためにただただモンスターを倒し続ける単純作業も我慢できる。

昨日うつだと思ったのは、目標を設定していなかったのが原因のようだ。新しい会社の4月の予算作成と作業項目を挙げているうちに少しヤル気が出て来た。何とか立ち直れるだろう。会社に提出し、承認を得られれば、自分本来の目標ともそんなにズレていないと思う。最悪の場合、自分の会社を立ち上げる必要があるかと思っていたが、どうやらそんな面倒なことも不要のようだ。

客先でシステムチームを再組成したように、少しずつ戦力を整えて、事業規模を大きくして行こうと思う。やっと客先からの呪縛から解放されたのだ。読んでいる人には何のことやらわからないと思うが、とにかく再出発なのだ。

うつ病

全てに対してモチベーションが上がらない。

気分転換をしたり、やる気が出るような目標を立てたりしてみるが、全くやる気が出ない。2~3年間隔で私を襲う「人生むなしい病」とも違うようだ。どちらかというと失恋したときの絶望感に近い。あそこまでひどくはないけど。

「うつ病」ではないかと思い、ちょいと調べてみた。原因は恐らく仕事だろうということで「職場のうつ」を調べてみる。ふむふむ、「モチベーション」を維持するためには、社員の努力と報酬のバランスを維持する必要があるそうだ。その報酬だが、何も経済的な要素だけではないらしい。経済(十分な給与が与えられているか?)、キャリアの保証(努力に見合っただけのポジションが与えられているか、保証されているか?)、個としての尊重(会社に必要な人材であり、能力、努力が十分に評価されているか?)の3つの要素があり、どれが欠けてもいけないという。

おかしいな。どれも欠けていないぞ。私の場合、会社の期待と自分の希望のギャップが主原因だと思う。その他、ここでは書けない不安もある。報酬とはちょっと違うなぁ。よく読んでみると、「社員の努力と報酬のバランス」はうつ発生の原因の一つと書いてあった。そうだよね。そんなに人間の心は単純ではない。

うつ病判断のセルフチェックがあった。
http://www.utu-net.com/self/index.html
結果はシロ。ありゃ、私はうつ病ではないのか。では、このやる気のなさは何だろう。待てよ、このセルフチェックは目安で、心の不安のある人は専門医の診察を受けよ、とある。でもなあ、他人に自分の心の中を曝け出すのは、裸を見られるよりも恥ずかしいと想像する。いつものように自分で克服するしかない。人生とは辛いもんだね。

仲間

ちょっと色を変えてみました。私は色の中で一番青が好きなのです。

数ヶ月前、「和民」の社長さんがラジオ番組のインタビューで次のようなことを言っていた。未来のある時点で自分が何をしているかの目標を決め、その目標を達成するために計画を立て、それを実行していると。私も30歳代はそれに近いことをしていた。そして、小さな目標ではあるが、それを達成したこともある。しかし、この2年間の目標は大きすぎた。

3年前に今の仕事に就いたとき、実に大きな目標を持った。今のシステム業界はなっちょらん。コンサルは口ばかりだし、プログラマーはレベルが低いほど工数がかかって開発会社が賭る仕組みになっている。ユーザー企業が食いものにされている。このままでは日本の競争力はダメになってしまう。日本をなんとかしてやる・・・。

口だけのコンサルではなく、描いた絵の実現のために尽力した。結果、ものすごく疲れた。半年でできるはずだったものが、3年近く経っても完全にはできていない。言うは易し、行なうは難し。なぜコンサルが口だけなのか、よーくわかった。

出来の悪い開発者の件については、実際の工数からコスト算出するのではなく、優秀な開発者が作成した場合の理想的な工数からコスト算出し、それ以上のお金は支払わない方針を貫いた。結果、受託した会社の納品物の品質が落ちた。安かろう悪かろうが蔓延した。

というような大失敗をしでかしたのだが、何も得なかったわけではない。今までのコンサルとは違うところを見せてきたおかげで、私を信頼してくれる人が少し増えた。安かろう悪かろうは最悪の状況からは抜け出し、最近ようやくそれなりの効果が出て来た。私の短い経験のなかではあるが、開発の費用対効果は今が一番いい。証券時代に開発していたときの約2倍はあると思う。

日本をどうするという大きな目標はまったく達成できていないのだが、当初考えていたような青臭い方針がそこそこ通用するかもしれないという手ごたえを3年間のトライアルで得た。このやり方を同じようにそのまま繰り返すのは問題が多いが、少し工夫すれば何とかなりそうだ。

だが、私が試行錯誤しながら身につけた手法で日本に貢献したいと思っても、私一人ではできることが限られている。仲間が欲しいと痛切に思う。何とかしたいねぇ。ついでに、お金も欲しいねぇ。

ユーザーテスト

この業界で当然だと思われている行為でおかしいと思うこと。

ユーザー受入テスト

本来は開発会社が行なわなければならない製品のテストを何故ユーザーが行うのだ?

テレビを購入してテストするか?
ゲームを購入してテストするか?
パッケージソフトを購入してテストをするか?

テストしないだろう。しかし、ソフトウェアの開発を依頼したときだけ、その納品物に対し、ユーザーはかなりの期間をかけてテストする。それは納品物の質が悪いため、プログラムをテストしないまま本番で使用すると、とんでもない結果を招くからだ。ユーザーは仕方なく自己防衛のためにテストをしているのが現実だ。

問題なのは、開発会社がそれを当然だと思っていることだ。SI会社もユーザーテストをしないユーザーをバカ者扱いする。ちょっと待って欲しい。ユーザーに開発会社やSI会社の納品物をテストする義務はない。製造物の責任は開発側にある。私の知っている世界で、作り手がこんなに無責任なのは開発業界だけだ。

私は開発会社に対して、「うちはテストしない」と言ってはばからない。ユーザーの好意にあぐらをかいて品質管理の手を抜く開発会社、開発者を許すことができない。ごく一般的な善良な開発者ですら、ユーザーがテストしないからなどとほざく。お前ら、製作者としてのプライドはないのかよ。

私は5年ほど前からエンドユーザーにテストをさせない方針を貫いている。その結果、エンドユーザーがかえって大きな被害を受けたとしても方針は変えるつもりはない。残念ながら、ソフト開発側のほとんどすべての人が私のこの方針を現実的でないと思っている。でもね、お前らがそんなことを言う権利はない。いい加減に目を覚まして欲しい。テストしてから使えと言うのは間違っているのだ。もし、私の方針が現実的でないのなら、現実的にしていない原因を作っているのは誰なんだ。お前らだろう。

と頑張ってはいるが、やつらはちっとも態度を変えないので、情報システム部門で検収テストを行うようにしている。最初はこれもやっていなかったのだが、本番でトラブルが続出し、リカバリー作業工数がはね上がったため、自己防衛のためにやむを得ず行っている。本当はこれもやめたい。しかしながら、これはやって当然だというのが開発会社の弁。お前ら恥を知れ。だが、情シス内のエンジンアのなかにも、自分で開発したものをエンドユーザーがテストしないと憤慨している者がいる。ソフトウェア業界は腐っていると思う。おかしいと思う私がおかしいと思われている。でも、私のように小さな存在であっても、信念を曲げずに強い意思で理想を貫き通せば、この業界も少しは変わって行くんじゃないかなと信じている。

とか言って、本当のところは、ただ単にテストするのが嫌いなだけなんだよ。

プロマネ 心得の条

我が命我がものと思わず
武門の儀あくまで影にて
己の器量伏し
ご下命いかにても果たすべし

なお、死して屍拾うもの無し
死して屍拾うもの無し

ご存知「隠密同心心得の条」。プロマネの心得の条として無理やり当てはめてみた。

<我が命我がものと思わず>
プロマネの役割は、スポンサーから与えられたプロジェクトを予定された納期、品質、コストで完了することであるが、そのためにはプロジェクトメンバーに納期、品質、コストを守らせることが必要となる。そのためには自らが滅私奉公の姿を見せなければならない。偉そうにふんぞり返っている輩の言うことは誰も聞かないのだ。プロマネ自らが馬車馬のように働いている姿をみれば、文句を言いにくいし、ボロボロになっているプロマネの姿を見て、みな仕方なく働くのである。

<武門の儀あくまで影にて>
プロマネは問題解決能力に長けている必要があり、そのためにはプロジェクトメンバーの各タスクの内容に精通していることが要求される。ただし、プロマネ自らが個別タスクを担当してはいけない。プロマネがプロジェクトマネージメントに専任しないで個別のタスクに埋没すると、プロジェクト全体の動きがつかめなくなり、舵取りを誤ってしまうリスクが高まるからだ。あまりでしゃばらず、全体の動きを常時監視していることが重要である。

<己の器量伏し>
これも無理やり当てはめようとしたが、こいつはちょいと無理だ。器量を伏していたのでは担当者からなめられる。プロジェクトメンバーにあのプロマネには太刀打ちできないと思わせる必要がある。そうしないと、メンバーはすぐサボる。

<ご下命いかにても果たすべし>
これは言うまでもないこと。とにかく納期どおりにあげろ。

<なお、死して屍拾うもの無し 死して屍拾うもの無し>
プロジェクトが失敗すると、プロマネの首を切って終わりってのが相場だ。

と無理やり当てはめてみたが、あまり出来はよくない。上記に挙げたことは間違いではないが、そうであった方がいいという程度にすぎないと思う。では、プロマネって何をすればいいか?いくつも覚えられないので、一つだけ挙げる。

プロマネは次誰が何をやるかを指示し、それを担当者に守らせる

当たり前のことを書いたのだが、これが実に難しい。よくみかけるのは、「○○さん、これ火曜日までにやっておいて下さい」と指示だけして終わってしまうプロマネ。これでは失敗する。火曜日になって、担当者が「すいません、できませんでした」と報告し、「では、木曜日までにやってきてください」となって、ちっとも先に進まない。タスクを指示した後は、担当者が期限を忘れないように、毎朝メールを出すなどの努力が必要だ。毎日毎日進捗状況を確認するという方法も考えられるが、進捗確認はプロマネも担当者もお互いに時間を浪費する。よって、期限がいつまでだということを絶えず担当者に意識させるのが一番プロジェクトの進行には有効ではないかと私は思っている。

ToDoListを担当者ごとに作成し、それを担当者に常に意識させる。それがプロマネの役割のうち、もっとも重要であると思う。でもね、私にはそんなことはできないんだよ。面倒臭いんだ。女の子にマメじゃない男はモテないと言われても、ちっとも女の子にマメにできなかった私には到底無理な話だ。電話を1週間に1回かけることすら面倒で、1ヶ月も経たないうちに突然フられてしまったことを思い出したよ。あの子、今ごろどうしてるんだろう。

週末

<土曜日>
Y氏の結婚披露パーティに親子3人で参加する予定であったが、にかぽ父さんが時間を間違えてしまっており、会場に到着したときにはパーティは終わってしまっていた。新郎のY氏がちょうど帰途につくところに偶然遭遇したのが不幸中の幸いだった。挨拶だけでもできてよかった・・・。

子供は知りもしないくせに「結婚パーチー」を前日から楽しみにしており、その後数時間に渡って、「お父さん、結婚パーチーは?」の攻撃を父は受けることになる。「お父さん、時間間違えちゃったんだよ」の理屈は、時間の概念のない2歳児には通用しない。

パーティ会場は天王洲の非常におしゃれなレストランバーであったため、かみさんもそのまま帰ることはできないと言い出した。すべてを台無しにした張本人であるという負い目のある父は、天王洲で家族3人夕食を食べるという代替案を出すのが精一杯であった。子供には「結婚パーティーの代わりに家族パーティで許してくれ」と謝った。

天王洲からは船が見えるんだよ。かみさんが「今度船に乗ろうね」と不用意な発言をしてしまった。2歳児には時間の概念がないんだよ。「今度」が抜けて「船に乗ろうね」としか聞こえない子供は、すっかり船に乗る気になってしまった。「結婚パーチー」に連れて行かなかった父は相変わらず立場が弱いままだ。仕方がないので、レインボーブリッジを渡ってビッグサイトまで車を走らせ、ビッグサイトから日の出桟橋に向かうフェリーにかみさんと子供を乗せた。父は車で日の出桟橋に先回りし、フェリーで着いた母子を無事家まで連れ帰って土曜日はようやく終了。

<日曜日>
実はフェリーだけではまだ後ろめたかったので、日曜日は「トーマスランド」に連れて行くと約束してしまった。「トーマスランド」は「富士急ハイランド」にある。朝8時に家を出て、凍えるような寒さのなか「トーマスランド」に降り立った私。手袋をしているのになぜ手が痛いんだ。寒すぎるぞ、ここは。極寒のなかで3時間耐えたよ、私は。

今週末はえらい目にあった。大事なパーティーに遅れた罰として甘んじて受けよう。しかし、どうして時間を間違えたんだろう。ナゾだ。

システムに暮らす人々

システム構築にもいろいろと役割分担がある。これをにかぽ風にまとめてみたいと思う。

開発作業には設計、開発、テストの大きく分けて3ステージがあるが、これらの工程に加え、さらに上流の分析工程や、システムカットオーバー後の運用フェーズも含めて開発サイクルと呼ぶ。と思う・・・。これらの工程を水が上から下に流れるように順番にこなしていく方法をウォーターフォール型の開発と呼び、設計、開発を繰り返しながら作り上げていく方法をスパイラル方式の開発と呼ぶ。その他の開発手法もあるが、この2パターンが一般的で、最近はスパイラル方式がよいとされている。試作品を何度も確認してもらってから、本格的に作る方法だが、試作品を作るのも結構骨が折れるということはあまり考慮されていない。でも、本格的に作ったプログラムを何度も作り直すよりはマシかな。

システムの開発に携わる人は、テスト工程か開発工程に最初は見習いで入り、徐々に上流工程へと昇っていくのが一般的だ。突然上流工程に舞い降りてくるどこから来たのかわからない要領のいい輩も大勢いるが、そういうのには使えないやつが多い。開発がどういうものであるかを知らないため、開発者たちからは馬鹿にされるし、そもそも開発工数を見積もることさえできないはずだ。余程の業務知識がないとシステム開発の場では敬われないと思う。たたき上げの刑事軍団と本庁から来たキャリアの警部補の関係がこれかな、と勝手に想像したりする。

運用は開発と切り分けられている。金融機関に対しては金融庁が運用と開発は別の担当者を置くようにとわざわざガイドラインに提示しているくらいだ。開発者が運用まで行えるとなると、システムに不正を行いやすいというのがその理由だが、これは理想の姿であり、小さな組織ではそんなことは言ってられない。金融庁のガイドラインにも小さなところでは無理だろうねぇ、と書いてある。だが、大企業では運用の専任化が可能で、運用部や運用課なんてのがある。運用歴10年なんて人もいるが、運用暮らしが長いと、開発者のバグで夜間に実行されるプログラムがとまるたびに睡眠を妨害されることが積み重なり、開発者を心の底から憎むようになる。私が新人の頃に「このプログラム作ったヤツ出て来い」と運用課の先輩に怒鳴られたことがある。怖えーよ、あんたら。人間誰しもミスはするもんっすよ・・・。

開発サイクルを管理する作業が開発管理だ。開発管理は分析からテストまでの全工程を管理する場合もあるし、開発工程以降の工程を管理する場合もある。大企業のIT部門は開発管理だけを行う場合が多いが、この業種も開発工程の経験がないとなかなか勤まらない。開発会社の言いなりになってしまっている大企業のIT管理者の姿は見ていてあまりにも悲しい・・・。おっさん、こんなのにいくら払ってんだよ・・・。涙さえ誘う。

プロジェクトマネージャは、こういった開発工程も含めたプロジェクト全体をマネージする。プロジェクトマネージャには必ずしも開発経験が必要とは限らない。開発サイドに優秀なプロジェクトリーダーを手駒に持てば問題ないからだ。ただ残念なことに、開発サイドに優秀なプロジェクトリーダーはあまり多く存在しない。むしろ、こんなのできないっすよ、とプロジェクト推進よりも自分や自分の配下の負荷を下げることに邁進する開発プロジェクトリーダーが大半を占める。彼らの嘘の抗弁を論破できないプロマネは、日に日にやつれて行く。か、顔が土色になってますよ・・・。

コンサルタントはシステム提案を行い、そのシステムを導入するまでの方法を紹介する役割を担う。口さえ上手ければ勤まる。悪質な営業マン風にボロ儲けすることもできるが、客を殺してしまっては長く生き血を吸えないので、客を生かさず殺さず夢見させるのがよいとされている。ただ、最近は客も賢くなってきて、コンサルタント業務のみを依頼することは少なくなってきた。ちなみに、コンサルタントは他の工程に従事する全員から嫌われている。金だけ持って行きやがって・・・。こんなの出来るかよ、アホ!

絵を見せて、絵描きを紹介するのがコンサルで、絵を描くための材料やキャンバスの調達を指示し、描き方を現場で指導するのがプロマネ、絵の完成度合いを常に確認するのが開発管理、絵を描くのが開発者、描かれた絵の維持管理が運用という役割分担になると言って間違いないんじゃないかな。これに加えて、絵の内容を説明するサポート部隊なども関わってくるが、サポート部隊の悲哀は別の機会に紹介する。ちなみに私はコンサル業務以外の部分を17年、コンサル業務を延べ3ヶ月やってます。

IT企画チーム

うちのメイン水槽の左側を公開します。どうです。ど素人のわりには、頑張っていると思いませんか。

客先でシステム課長をしていることは紹介したが、今日は課の様子をちょっと書いてみようと思う。社員は5人。受入出向社員の私も含めると6人。全員男性だ。平均年令は32、3だろうか。社員の他には派遣の女性が2名でともに30代前半。それから若い女性1名と私より少し年下のおっさん1人がエンジニアとして常駐している。これにピノコを加えて総勢11名の人員構成となっている。

私がコンサルで入った当時にいた人はそのうち1名だけ。残りは派遣の1名を除いてすベて私が採用に関わっている。そのためか、自分と合性のいい人ばかりで、毎日愉快に仕事をしている。仕事自体には恵まれているとは思えないが、人間関係には非常に恵まれた環境にいると思う。ひょっとして、これって俺の人徳かな。どうよ、ピノコ。そう思うでしょ。

私は紳士的に見えると思うし、割とお上品な振舞いをする方だと思う。しかし、何故かセクハラ上司と呼ばれる。もちろん、仕事中にお触りすることはないし、女性のヌード写真のカレンダーを使っているわけでもない。では、何がセクハラなのか。それはしゃべりだ。好みの女性の話をして、会社の女の子の容姿と比べてみたり、人間顔じゃないよと言ってみたり、ピノコの腹を見て、痩せた方がいいよと真顔でアドバイスしたりする。まあ、知らない人が見たら完全にセクハラなのだが、我が女性たちはとても優しく、こんな私を笑って見逃してくれるのだ。

いやあ楽しい。仕事は辛いけどこの課はいい。前の会社で当時のチーム以上のチームには出会えないと思ったことがあったが、そんなこともないものだ。やっぱりこれは課長の人徳ではないだろうか。きっとそうに違いない。この課の長としてはあと1ケ月だが、このメンバーと仕事する機会は、時と場所を変えて将来に渡って継続して行くことだろう。いい出会いが出来てよかったな。

疲労

決算期間中のため、睡眠時間の確保が難しい。今日は久々に早く帰ることができた。

最近また「むなしい病」に罹っている。人生の目標がない。私は自分のために生きる人なので、子供に一辺到という行き方や家族のために頑張るということは出来ない。いつか飽きることがわかっているので、女性に溺れるということもない。ちょっと前までは仕事が大好きだったが、今はそうでもない。人生を賭けるほど熱帯魚が好きなわけでもない。私は何がしたいんでしょう。

疲れているのでもう寝る。

辞退

金曜日に休みを取ったので3連休だった。が、特筆すべき出来事はなし。町田の万葉の湯に行って、カケ(私の息子)が転倒して後頭部を打って泣いたことと、南林間の熱帯魚屋でキャメルハコフグを買ったことぐらいがいつもと違うことかな。

海水魚は順調で、恐らく皆さんが想像している以上にきれいな水槽になっていると思う。今度写真を掲載するのでお薬しみに。

月曜日になって会社に行ったわけだが、10人月ほどの開発について、4社にRFQ(見積依頼書)を出したところ、3社が辞退してきた。こちらの予算についてこられないようだ。もっと出すところがあるんだろう。

1社が10人月に対して、SE2人、PG3人で2から3ヶ月の開発期間で750万円。大会社の約半分の値段だが、それでも高く感じる。システムって高いよね。何とかならんものかね。