雪国での出来事 | にかぽの日記

雪国での出来事

昨日感傷に流されて書いてしまったブログは削除した。あまりディテールを書くのはかみさんが可哀想だと思った。読んでしまった人は仕方がない。いずれ忘れるだろう。


今日は久々にボードしてきた。何だかんだ言いながら、やっぱ面白いんだよな。で、今日起きた出来事を3つご紹介。


1.転倒

お昼前、リフトに乗っている皆様が注目しているところで、ど派手にすっ転んだ。リフトの下を潜り抜けようとしたときに、真上をリフトで移動中のスキーヤーのスティックが顔に当たりそうになり、びっくりしてそれをよけようとして逆エッジになって転んだのだ。


危ねーな、まったく。こんなにリフトが低い位置にあるときに、スティックを思いっきり下に垂らすなよ。しかし、そんなことが原因だとはみな気づくまい。一人のかわいそうなおっさんが、何でもないところで気の毒にもけたたましくすっ転んだとしか思わないだろう。ちくしょー、恥ずかしいな、もう。


2.大雪

昼過ぎから大雪となり、目に雪があたって、痛くて滑れなくなった。私は普段サングラスで滑っているので、雪を防御できないのだ。なるほど、ゴーグルはこういうときのために持っていたほうがいいのか。


今、もう夜の10時になるところだが、実はまだ目が少し痛い。最初、目の痛いのを我慢して無理して滑っていたからだ。しかし、吐き気がするほど気分が悪くなったのでやめた。やめてよかったよ。あのまま無理してたらもっとひどいことになったかも。


3.スリップ

車で下山するとき、道路に新雪が積もっていた。こりゃあ、すごいな。と思って、携帯のカメラで風景を撮ろうとしたときに、いきなり車がスリップし、右側の対向車線に飛び出た。慌ててハンドルを左に切ったが、スリップしたまま右側の側面に向かっている。


ブレーキをかけずにいたことが幸いし、すんでのところでなんとか車は左方向に走り出したのだが、今度は左の側面にぶつかりそうになった。急にハンドルを切るのは危ないと瞬間的に思ったが、いっぱいに切らないと間に合わない。


今度もブレーキはかけずにアクセルを踏んだまま、右にハンドルを思いっきり切って、左側にぶつかるのを免れた。ここでようやく車は安定した。


対向車が来ていたら完全にアウトだった。それにしても、よくぶつからなかったなぁ。車のゲームで鍛えられているのだろうか、ブレーキをかけなかったことが幸いした。パニックになってブレーキをかけていたら、タイヤがロックされて制御不能だっただろう。


雪道をバカにしていて、いつも結構高速で走り抜ける私なのだが、新雪の恐ろしさが身にしみたよ。こいつは気をつけねば、と思った矢先、ヘアピンカーブでまたスリップした。もう少しで左側の崖にぶつかるところだった。これもぎりぎりでまわることができた。


雪道、恐るべし。